Mac アプリ ・ 無料
VoiceInput
声で書く。Mac の中だけで。
VoiceInput は、Fn キーを押して話すと、その言葉を文字にして、いまカーソルのある欄へ入れる Mac アプリです。
文字起こしは、この Mac の中だけで行います。声も文字も、外へは送りません。わたしたちが毎日の口述に使っている道具を、そのまま配っています。
ダウンロード
配布を始めたら、このページから入手できるようになります。
インストールは3ステップ
- DMG を開いて、アプリを「アプリケーション」へドラッグ
- セットアップで、マイクとアクセシビリティを許可し、モデルを取得
- Fn を押して話し、もう一度 Fn を押すと文字が入ります
押して、話して、もう一度押す。
下の画面は、アプリの動きを写したものです。文章は架空です。ブラウザでは Fn キーを拾えないので、ステップか、画面の下の Fn・⌘Fn を押して試してください。⌘Fn で開く入力のウィンドウには、実際に文字を打てます。
Fn ですぐ入れる
⌘Fn で整えてから送る
音声入力中 Fn で確定 Esc で中断
6つのできること
Fn で話して、Fn で入れる
1回目で録音、2回目で文字にして、カーソルのある欄へ。押し続けなくて大丈夫です。
くわしく ↓Mac の中で文字にする
音声認識は Mac の上で動きます。声も文字も、外へは送りません。
くわしく ↓モデルを選べる
速い標準のモデル(574 MB)と、精度がわずかに高いモデル(1.08 GB)を切り替えられます。
くわしく ↓辞書で、専門用語を正しく
書き間違えやすい語を、「認識された文字列 → 正しい表記」の組で登録しておけます。
くわしく ↓書いてから送る
⌘Fn で入力のウィンドウを開き、声とキーボードで整えてから送れます。
くわしく ↓パスワード欄には入れない
カーソルがパスワードの入力欄にあるときは、文字を入れず、クリップボードにも残しません。
くわしく ↓
話し始めも、終わりも、Fn。
Fn キーを1回押すと録音が始まり、もう一度押すと文字にして、いまカーソルのある欄へ入れます。押し続ける必要はありません。やめたいときは Esc で、録音を捨てて何も入れません。
Fn は押すたびに、録音の開始と確定が切り替わります。1回の録音は最長10分で、10分たつと自動で止まり、そこまでを文字にします。Esc は、手前のアプリにもそのまま届きます。
声は、この Mac から出ていかない。
文字起こしには、Mac の上で動く音声認識のモデルを使います。インターネットにつなぐのは、最初にモデルを取りに行くときだけです。録音した音声は、文字にしたあとすぐに消します。
この Mac の中
- 声マイクで録音
- 文字にする音声認識のモデル
- 整える辞書で置き換え
- 入れるカーソルの位置へ
録音した音声は、文字にしたあとすぐに削除します。
インターネット
最初の1回だけ音声認識のモデルを取得(Hugging Face から約 574 MB)
声と文字は送りません
モデルは、2つから選べる。
最初に取得する標準のモデルは速く、ふだんはこれで足ります。設定の「モデル」タブから、精度がわずかに高いモデルを追加で取得して、切り替えられます。そのぶん容量は約2倍、変換は約2割遅くなります。使わないモデルは削除できます。
Whisper モデル
音声認識に使うモデルです。初回は標準のものを取得してください。
- Large v3 Turbo標準。速い。ふだんはこちらで足りる574 MB使用中取得これを使う削除
- Large v3精度がわずかに高い。2倍重く、2割遅い1.08 GB未取得取得これを使う削除
取得は同時に1本ずつです。途中で止まっても、続きから取得し直します。使っているモデルは削除できません。
言い慣れた言葉を、辞書で正しく。
音声認識が書き間違えやすい専門用語や英字の名前は、辞書に「認識された文字列」と「正しい表記」の組で登録しておくと、文字にしたあとで置き換えます。登録した語は、聞き取るときの手がかりにも使います。置き換えの結果は、設定の画面で試せます。
ユーザー辞書
音声認識が誤って出力した文字列を、正しい表記に置き換えます。
イーユーエスEUSイーアールシーピーERCPピーディーエフPDF
置換テスト
文章を貼り付けると、辞書を適用した結果が表示されます。
来週のイーユーエスとイーアールシーピーの件来週のEUSとERCPの件置き換えは、「常に置換」か「日本語に隣接しないときだけ」を語ごとに選べます。長い語から先に当てます。語ごとにオン・オフもできます。
長い文は、整えてから送る。
Command を押しながら Fn を押すと、入力のウィンドウが開いて録音が始まります。文字はまずこのウィンドウに入るので、声で足したり、キーボードで直したりできます。もう一度 ⌘Fn で、元のアプリのカーソルの位置へ送ります。
来週の打ち合わせは、火曜日の午後2時からにします。
資料は前日までに共有します。
- ⌘Fn開いて録音を始める。もう一度で、元のアプリへ送る
- Fnウィンドウの中で、録音の開始と確定
- Enter改行
- Esc閉じる(書きかけは残る)
- ⌘⌫全部消す
キーボードで打ち始めると、録音は止まります(Fn で再開)。書きかけは 24 時間だけ残ります。上の使い方のデモの「⌘Fn で整えてから送る」で、実際に打って試せます。
パスワードの欄には、入れない。
カーソルがパスワードの入力欄にあるときは、文字にしても欄へは入れません。クリップボードにも残さず、「パスワード入力欄には入力できません」と知らせます。
パスワード入力欄には入力できません
アプリやブラウザが「パスワードの欄」だと macOS に伝えている欄が対象です。伝えていない欄は見分けられないので、パスワードを声で入れることには使わないでください。
インストール
5分ほどで終わります(モデルの取得を待つ時間は除きます)。いちばん大事なのは 4 と 6 です。
- DMG を開く
ダウンロードした DMG をダブルクリックします。
- 「アプリケーション」へドラッグ
開いたウィンドウの中で、VoiceInput のアイコンを隣の「Applications」フォルダへドラッグします。
- アプリを開く
「アプリケーション」フォルダの VoiceInput を開きます。初めてのときは、インターネットから入手したアプリを開いてよいかの確認が出るので「開く」を選びます。セットアップのウィンドウが出ます。
- マイクとアクセシビリティを許可する
セットアップの2ページ目で、マイクとアクセシビリティの両方を許可します。マイクは録音に、アクセシビリティは文字を欄へ入れるのに使います。両方を許可するまで、先へは進めません。
- 音声認識のモデルを取得する
3ページ目の「取得する(約 574 MB)」を押し、終わるまで待ちます。飛ばしたときは、あとでメニューバーのマイク →「設定...」の「モデル」タブから取得できます。
- 🌐 キーの設定を変える
4ページ目の案内に沿って、「システム設定 → キーボード」の「🌐 キーを押して」を「何もしない」にします。そのままだと、Fn を押すたびに macOS の機能(入力ソースの切り替えや絵文字の一覧)も動きます。
- Fn で話す
カーソルのある欄で Fn を押し、話してから、もう一度 Fn を押します。文字が入れば完了です。アプリを開いて最初の1回は、モデルの読み込みで少し待つことがあります。
必要なときだけ
- Mac の起動時に開く「システム設定 → 一般 → ログイン項目」の「+」から VoiceInput を追加します。
- 辞書に語を足すメニューバーのマイク →「設定...」の「辞書」タブで、認識された文字列と正しい表記を登録します。
- セットアップをやり直すメニューバーのマイク →「初期セットアップウィザードを開く...」を選びます。
動作環境とプライバシー
動作環境
- macOS
- macOS 14 Sonoma 以降
- Mac
- Apple シリコン(M1 以降)。Intel プロセッサの Mac には対応していません
- 言語
- 日本語。ほかの言語は文字にできません
- キーボード
- Fn(🌐)キーのあるもの
- 空き容量
- 標準のモデルで約 574 MB。精度の高いモデルも入れると、さらに約 1.08 GB
プライバシー
- 声も文字も、外へ送りません。文字起こしはこの Mac の中で行います。インターネットにつなぐのは、音声認識のモデルを Hugging Face から取得するときだけです
- 録音した音声は、文字にしたあとすぐに削除します。認識した文字の履歴は残しません。動作の記録(ログ)にも、文字の中身ではなく文字数だけを残します
- 辞書・設定・入力のウィンドウの書きかけ(24時間で破棄)は、この Mac の中にだけ保存します。アカウント登録・解析ツール・広告はありません
よくある質問
無料ですか?
はい、無料です。アカウントの登録もいりません。
Intel プロセッサの Mac で使えますか?
いまは使えません。Apple シリコン(M1 以降)を搭載した Mac 専用です。
起動しても何も出ません。
正常です。VoiceInput は Dock に出ず、メニューバーのマイクのアイコンとして待機します。初めて開いたときだけ、セットアップのウィンドウが出ます。
セットアップを終えるまでは、Fn を押しても録音は始まりません。メニューバーのマイク →「初期セットアップウィザードを開く...」から続きができます。
Fn を押すと、絵文字の一覧や入力ソースの切り替えが出ます。
「システム設定 → キーボード」の「🌐 キーを押して」を「何もしない」にしてください。
文字が入らない欄があります。
ふつうの入力欄には、選んでいる文字を置き換える形で入れます。それが効かないアプリには、キーを打つ形で入れます。
どちらもできないときは、文字をクリップボードに入れて「入力できませんでした(⌘V で貼り付け)」と知らせるので、⌘V で貼り付けてください。
「音声が検出されませんでした」と出ます。
声が小さすぎたか、マイクの音が届いていません。「システム設定 → サウンド → 入力」で、使うマイクと入力の大きさを確かめてください。
英語でも使えますか?
いまは日本語だけです。日本語の中の英字の名前は、辞書に登録しておくと、正しい表記に置き換えられます。
何分まで話せますか?
1回の録音は最長10分です。10分たつと自動で止まり、そこまでを文字にします。
録音中、メニューバーにオレンジの印が出ます。
macOS が、マイクを使っているアプリがあるときに出す表示です。VoiceInput の不具合ではありません。録音が終わると消えます。
新しい版が出たら、どうすれば?
このページから新しい DMG をダウンロードし、「アプリケーション」フォルダのものと置き換えてください。辞書と設定、取得したモデルはそのまま残ります。自動での更新はありません。
アンインストールするには?
メニューバーのマイク →「VoiceInput を終了」でアプリを閉じ、「アプリケーション」フォルダから削除します。辞書や音声認識のモデルも消すときは「~/Library/Application Support/VoiceInput」を削除してください。
不具合や要望は、どこに送ればいいですか?
info@onemorelab.jp へメールでお送りください。
話すように、書く。
無料・登録不要。macOS 14 以降の、Apple シリコン搭載 Mac で使えます。
ダウンロードは準備中です
Apple、Mac、macOS は Apple Inc. の商標です。Hugging Face は Hugging Face, Inc. の商標です。
音声認識には、OpenAI が公開している Whisper のモデルと whisper.cpp を使っています(いずれも MIT ライセンス)。